国内外ふらりと旅しちゃうブロガーRie(@rieasianlife)です。
今回は、とりあえず時間があったので、ふらりと宿をとってみた駅「大里」がフォトジェニックかつ最高だったので、ご紹介します。
台湾鉄道「大里」駅について
台湾鉄道(台鐵)宜蘭線、鉄道駅番号は「081」。
1920年(大正9年)12月10日に完成した駅。
この駅を利用する方は、駅の目の前に広がる太平洋で釣りを楽しむ方や大里駅から福隆駅まで3〜4時間のハイキングコース「草嶺古道」を訪れる観光客。
2007年6月15日に、装置の誤作動で「台鉄大里駅事故」というすれ違いざまの衝突事故が起こっていますが、今はそんな事故が起こったこともわからないくらい静かな落ち着いた駅でした。
駅舎は大正時代に建てられたもので、何度か修復されていたとは思いますが、ふるーい壁から結構残っているのでは。
周りにコンビニはなく、個人経営の小さな雑貨屋さんのみ。
駅内の壁の片側には、観光マップがどどーんと書かれています。
駅舎内はクーラーはないですが、影になっており、海風(?)も吹いていて涼しかったです。
無料の給水機も設置してあります。
こちら側は向かって右側の切符売り場エリア。
そして、なぜか駅舎内外のいろんなところに「くまさん」がいた・・・?
駅舎内にどーんとある時刻表。
特急や自強号などは止まりません。
停車するのは各駅停車の区間車のみです。
中央の第一プラットフォーム(第一月台)が島式。
第二プラットフォーム(第二月台)が岸式になっています。
※島式とは、両側から電車に乗れる島のような形のプラットフォームのことで、岸式は片方のみ乗車可能なプラットフォームのこと。
跨線橋(こせんきょう)の中は鉄網がはってありますが、万かなからは線路を走る電車がみれて、海側は何地平線を一望できて、どの位置からも素晴らしい眺めです!!
ちょっと写真を撮るには鉄網が邪魔ですが、レンズを穴に向けてなんとかとりました笑
階段も錆びてはいますが、しっかりと掃除してあって清潔です。
第二月台にくると、太平洋が一望できます。
駅自体が小高い丘の上にあり、家は背が低い家ばかりなので、視界を遮る高い建物がありません。
第一、第二両方のプラットフォーム両方に駅名看板があります。
駅の看板には、各駅違う絵柄が付いているんですが、大里駅は近くの駅の「天公廟」の様子。
また、「宜蘭縣頭城鎮」の文字が書かれています。
駅舎には、跨線橋(こせんきょう)を登れない人用のロータリーもあり、駅員さんがボタンを押すと、第一月台の床が下がって線路を渡れるようになります。
ちょうど電車を待っていたら、降りてたのでパシャり。
障害者だけじゃなく、言えば駅員さんが通してくれるみたい。
(ただし、駅員さんがいる時間のみだとおもわれます)
電車の本数は30分〜1時間に1本程度だったので、猫が線路の脇を悠々と歩いていました笑
線路沿いには、ハスの葉のような植物がフサフサと繁ってました。
今回、この駅の目の前にある民宿「大里駅青年旅館 Dali Yi Hostel 背包客桟」に宿を取り、翌朝朝日を見に行きました。
視界いっぱいに広がる空と海は、本当に気持ちが良かったです。
宿泊しなくても、通過する際に途中下車して海を見に行ってはいかがでしょうか?
周辺スポット
- 大里天公廟:海に臨むお寺
- 慶雲宮:天公廟の裏にあるお寺です
- 大里老街:住宅街が並ぶ静かな街
- 大里漁港:船がとまっていて防波堤で釣りをしてる人が目立ちます
- 草嶺古道:福隆までハイキングを楽しむ方がいます
大里車站へのアクセスと詳細
大里車站 DALI STATION
北上駅 石城車站
南下駅 大渓車站
住所 宜蘭縣頭城鎮大里里濱海路六段326號