ブログで写真を撮り続けることで写真にもハマってしまい、写真家としても作品作りをしているRie(@rieasianlife)です。
今回は、昨年の11月に参加してきた中国の丽水(麗水)で開催された写真展に参加した作品を忘れる前に記録した記事(文章少なめ、写真多め)です。
イベント自体や他の方々の作品は、また別の記事でご紹介します。
丽水(麗水)の旅ログはこちらの記事で書いてます。
展示会のお誘いもお待ちしております!!(切実)
「2019 丽水摄影节」について
2年に一回開催されているこの写真展、国际摄影讨论会は、今年で3回目。
「丽水摄影节」公式サイトはこちら(中国語)
期間は、2019年11月8日〜12日の5日間のみ。
今年のテーマは「丽水再出发」。
今年は108カ国が参加し、800を超える写真家の作品が町中で展示されていました。
今回、縁あってこの丽水に住んでいた子と友達になり、この写真展に応募したところ、入選。
私の作品が展示されることになりました。
2019年10月2日、もっと作品が見たいからたくさん送って欲しいと連絡。50枚ほど送りまくりました(笑)
2019年10月14日、以下のメールが届き、見事入選!
I’m pleased to inform you that your work has been selected for the exhibition of 2019 Lishui Photography Festival (Nov. 8-12). The opening ceremony will be held on Nov. 8, so we hope that you can come to Lishui to arrange your exhibition before Nov. 8. Please confirm with us whether you can come or not ASAP. Thank you!
Looking forward to your reply.
Google翻訳を駆使して、なんとか理解し。
初めても大きな写真展の参加に大喜びで小躍りしました(笑)
2019年11月4日、瀬戸先生の通訳ボランティア確定。
私の会場は「大学生创业园」
会場は、できたばかりのビジネスセンター「大学生创业园」という建物。
4万m2の敷地面積に大量の作品が飾られていました。
倉庫のようなかなり、かな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜り広い建物で、1階だけでなく地下〜4階までありました。
初日見に行ったんですが、全然自分の作品が見つからない・・・・。
係員のボランティアさんに聞いてもどこに誰の作品があるのかわからない状態で、もう自分で探し回るしかありませんでした(笑)
全然見つからないので、本当にこの建物にあるのか確かめに看板を見に行くことに。
この白い小さな文字がこの建物内に展示されている名簿リスト・・・。
看板のはし〜〜〜〜〜っこの方に私の名前とタイトルを見つけて感動!
しかし見つからない!と思ったら、場所が移動したらしく、看板のブース番号の記載自体が違いました笑
ブースの様子
1時間以上探し回ってやっと見つけました!!!!!
計10枚の写真がかなり大きく印刷されていました。
ずっとwechatでやりとりしていて、実物を見たことがなかったので、この時初めて見ました。
ここからいろんな角度で撮った写真ブースを記録していきます。
(自己満足にお付き合いください)
まずは、右からのアングル。
続きまして、左からのアングル。
2枚だけ大きく印刷されていました。
何も指定をせず、現場の方々にお任せしていたんですが、さすがキュレーターさん!
全部同じサイズじゃないので動きがあってすごく良いブースになっていました。
思ったより大きくて、本当テンション爆上がり。
初めて自分の写真がこんなに大きく印刷されていて、終始感動で泣いてました笑
通訳をさせていただいてた瀬戸先生にも作品を見ていただきました。
瀬戸先生もよく台湾にいらっしゃってる(檳榔西施の写真集も出されています)ので、私の見ているリアルな台湾が伝わっていたようでした。
紹介文章
吉本梨恵
Rie Yoshimoto個人簡歷:
有緣分從2014年開始住在台灣的日本人。
因喜歡旅遊、美食,所成為介紹台灣和亞洲旅遊的部落客。
文章裡插入的照片都自己拍就不知不覺愛攝影。
I’m a Japanese and I have lived in Taiwan since 2014.
Since I love traveling and enjoying local food where I visit, I became a blogger that introduces Taiwan and Asia.
The photos I attached in my blog are all shot by myself and I love photographs.作品名稱:我視界裡的台灣
Taiwan in my eyes作品闡述:
喜歡傳統市場、夜市。我的視界裡的風景分享給大家。你在作品裡發現什麼?
I like traditional markets and night markets.
I want to share these beautiful landscapes with everyone.
I wonder what do you feel in my photographs.
文章は自分で中国語を考えて、英語ができる友達に翻訳してもらいました。
ここにSNSのQRコードを入れておけばよかったな〜と後から思いました。
ちなみに、ブース展示代は無料提供なんですが、印刷代は自腹です。
素材についてはいろいろアドバイスをいただいて、PVCや铝塑板よりもKT板という素材が良いということで業者等もお任せしました。
このKT板が本当にしっかりしていて、発色も良くてすごくよかった。
10枚で合計600人民元(約1万円)でした。
もっと高かったらしいんですが、日本人ってことで印刷会社さんが安くしてくれたそうです(嬉しい)
出展作品10点
それでは、ここから出展した10点を貼り付けておきます。
以上。
全て台湾の生活風景を撮影した写真です。
この記事を読まれているあなたは、好きな作品はありましたでしょうか?
ただブースを撮影しただけですが、動画もYouTubeにアップしています。
参加した感想
イベント全体の感想は、また別の記事にて書くので、今回の感想は、人生で初めて大きな展示会に参加することができた感想を。
正直、本当にまさかっていう気持ちでした。
様々な中国の写真家の方々と交流ができて、本当になんだか夢を見ているかのような気持ちでした。
「君の作品みたよ!いいね!僕はすごく好き!また別の機会で会おう!」と唐浩武先生にも褒めていただき、さらに有頂天。
写真自体はブログの素材として、プライベートでよく撮っていたんですが、2019年から本格的に「写真を作品として撮ること」にこだわり出し、コンテストに応募したり、撮り方を工夫したり研究し出しました。
2019年は夏にも台湾のフォトスタジオのONFOTOコンテストに入選したことをきっかけに、どんどんいろんなコンテストに挑戦していました。
今回の展示会は、台湾でも、日本でもない、いきなり中国。
簡体字のサイトを一生懸命読んだり、このコンテストを教えてくれた友達を頼って運営の方と連絡を取ったり、さらにかなりの量の作品を選んで提出、運営の方とやりとり・・・本当にめんどくさくて頭が痛い日々でした笑
でも、有給を取って会社を休み、人生初めての中国杭州空港、人生初めての丽水(麗水)という田舎街へ飛行機とバスと新幹線を使った1日かけての移動。
中国語ができるとはいえ、文化も違うし、受け入れてもらえるのかドキドキしながら、やっとの思いで自分の作品を見ることができた時の感動。
ボランティアでついてきてくれていた大学生の2人の女の子も面白そうに私の作品を見てくれて、もうそのシーンを思い出しただけで涙が出てくるくらい感動的な瞬間でした。
それ以外でもたくさんの写真家さん達との交流、様々な、本当に多くの作品を見ることができ自分の感性にかなり、かなぁ〜〜〜〜〜り大きな刺激になりました(こちらはまた別記事にて書きます)。
また、写真業界でもかなりの知名度のある瀬戸先生にも見ていただいたりと、本当に夢のような時間でした。
作品はイベントが終わると破棄されるので、もう見ることはできませんが、しっかりと心と写真に残しました。
中国の写真展の中で、3大展示会と言われているこの「丽水摄影节」にまたもう一度、入選できるようにいい作品をもっともっと作っていきたいと思います。
私の写真はInstagramの写真アカウントやTwitterでアップしています。よかったらフォローしてくださいね。
もっともっと展示会に参加したい!いつか個展を開きたい!
- こんな展示会あるので、作品を展示しませんか?
- 台湾やアジアなショップ、ポップアップイベントなど、写真を飾りたい!
などなど、ご縁ありましたら、是非ご連絡ください。
※展示会参加は、印刷代の負担をお願いしますが、そのほかは現在基本的にお金はいただきません。
※商業使用の場合は、お仕事として引き受けさせていただいておりますので、お見積もりをお出しします。