お祭り大好き台湾在住ブロガーRie( @rieasianlife )です!
台北の迪化街で春節前に開かれるイベント「年貨大街」が今年もやってきました!
友達が店長をしている你好我好があるので、結構な頻度で迪化街にいますが、なかでもこの「年貨大街」の時期の迪化街が一番好きです!
毎年、春節前になると屋台が並び、いつもの迪化街とは全く違う雰囲気になります。
今年も行ってきたので、今年の掘り出し物をご紹介したいと思います。
「年貨大街」とは?
「年貨大街」とは、年末(旧正月)の買い物の商戦のイベントです。
台湾では農暦を採用しているイベントが多く、今年の農暦の元旦(初一)は2019年2月4日。
土日を挟み2日〜10日までの大型連休に入るのですが、その前2週間くらいになると、台北だと北門駅から徒歩3分の場所にある「迪化街」で開催されます。
今年は、1月19日〜2月3日に開催されています!
(16〜18日は荷物搬入期間で、本格的に始まるのは19日〜大晦日まで)
去年の様子はこちら↓
台湾でもお正月になると、日本と同じように、一族が揃いお参りや新年の挨拶したり、みんなでおせち「年菜」を食べたりします。
また、この時期は、商店街や市場はもちろん、小売店などお店も閉まります。
その時に食べるちょっと豪華な食材や日持ちがする乾物などを買いだめするために年貨大街にやってきます。
あと、年貨大街では試食がたくさんできるので、それ目的で行く人もいます笑
また、お正月用品の春聯(チュンリェン)なども売っていますよ^^
お姉さんかわいい♡
年貨大街は、台北以外で台南や高雄などそのほかの地域でも開催されています。
例えば、高雄だと「三鳳中街」で開かれています。
日本語ではないですが、この動画でも詳しく説明されています(英語字幕あり)
それで入ってみましょー!
今回は、1月20日(日)夜と27日(日)昼に行ってきました!
2019年の年貨大街の様子
私が行った日曜日はそれはそれは人でごった返していました。
年末が近づくにつれて、人が多くなっていきます。
もう道も見えないくらいぎゅうぎゅう。
人混みが苦手な方は、気分が悪くなるかも汗
おなじみの飴ちゃん。
量り売りで入れ放題です。
カラスミも売ってます。
お正月の贈り物やおせち用なので、綺麗な形のものが箱に入って並んでます。
値段はというと、個人で自分で買うなら特に安くはなってないかなぁーって感じでした。
多分、金額高めの1000元以上のものはちょっとだけ安くなってそうです。
ちなみにカラスミの見分け方は、形がいいものがお高めです。
あと色が濃いとそれだけ硬めで塩味が強いです。
私が買うときは、だいたい自分用なんですが、パスタに入れたり料理の隠し味にするときは、濃い色の方を、そのまま食べる方はオレンジ色の少し柔らかめで肉厚の方を選びます。
それとそのまま食べるときは台湾の焼酎「高粱」をふりかけて、そのまま火をつけて表面を炙り焼きをして食べます。
高粱は、中国語でいう白酒のようなお酒で、台湾の西側にある「金門」という島で生産されています。
めっちゃくちゃ度数が高いので、お酒が強い人でもチビチビとしか飲めないようなお酒。
飲むときはお気をつけを笑
金華ハムやソーセージ(廣式臘腸)、ベーコンを売るお店。
台湾の金華ハムはお手頃で味もめっちゃくちゃ美味しいので、スープやチャーハンにおすすめ!
塩気が強く台湾人はそのまま食べることはしませんが、日本人にとっては酒のつまみに最強です。
絶対食べたいグルメはこれ!
人がすごくて見つけずらいですが、真っ白な看板に大きな臭豆腐の文字・・・。
そう、「天橋下の臭豆腐」です!!!!
毎年屋台を出店している場所は変わります。
この写真を頼りに真っ白背景に黒文字の看板を探してください。
大きなお鍋で大量の臭豆腐をあげています。
この揚げ具合がまた程よい!!!!
早速食べます。見つけたらすぐ列に並びます笑
お店の裏あたりにはいつも赤いテーブル席があるので、注文して受け取ったらここで食べることができます。
人が多い時は相席になります。
どーん!!!!
目的の臭豆腐 50元です!(安い!!!)
あ、ぜひこの赤い豆板醤をつけてくださいね。
しっかり油で揚げてある、周りのサクサク感伝わるでしょうか?
中はしっとり、ふわふわジューシーです!!!
美味しすぎるーーーー!!!!!
私の中で、年貨大街は年一回このお店の臭豆腐を食べるためにあるようなものです!
(冗談なしに!)
それもそのはず、このお店はイベントの時にしか出ないお店で、店舗はないようなのです。
臭豆腐好きな人はぜひ食べて欲しいです!!!
今年は、このお店の薬膳スープ(藥燉排骨 100元)も買ってみました。
これも大きなお肉がゴロゴロ入ってて、美味しいいいいい!!!
とっても体に良くて美味しいのですが、かなりがぶりつくので、カップルはお勧めできません笑
薬膳で体がポカポカになりました。
今年のピカイチはこれでした!
ドーナッツ!!!!!!
このドーナッツただのドーナツと違ってまして、なんと・・・
原住民のお酒「小米酒」と同じく原住民がよく食べるスーパーフード「赤キヌア」の味です!
こんな職人のおじさんが焼いていました。
少しずつしか焼き上がらないのと、人も多いのでしばらく並ぶと思います。
ホッカホカのドーナツキタキターーーー♪
一旦ショーケースに並べられて、少し冷やされます。
その隣の丸いドーナツも美味しそう・・・♡
甘い砂糖をさっとまぶして、一つずつ袋に入れてくれます。
ただ、早い者勝ち!
一回に作れる量が少ないので、すぐになくなっちゃいます!
前に並んでる方が大量買いしないことを祈って・・・笑
小米酒甜甜圈(小米酒ドーナツ) 1つ35元、3つ100元
小米酒っていうのは台湾原住民のお酒で、甘酒のような甘いお酒。
お酒自体はかなりアルコール度数が高く、甘くてチューハイのように美味しいからといってゴクゴク飲むと大変なことになりますよ笑
そんな小米酒ドーナツは、アルコールは飛んでなくなってますが、ほのかな優しい甘みが残って懐かしい味がしました。
紅藜甜甜圈(赤キヌアのドーナツ) 1つ35元、3つ100元
赤キヌアも原住民がよく食べる食材のひとつ。
通常のキヌアはスーパーフードとして有名ですが、赤キヌアはもっと栄養があると言われていて、お値段も台湾で買っても少し高めです。
台湾のモスバーガーに赤キヌアのライスバーガーがあったりしますよ。
お店の外観はこんなところです。
場所は、大稻埕公園の近くのこの辺り笑
今年のまとめ
今年は比較的、その場で食べるような食べ物が多かった気がします。
今までは調理する食品も結構あった気がします。
時代の流れですかねー。
いつもの迪化街も情緒があってレトロで好きですが、この時期の迪化街も大好きです。
人がいっぱいでお祭り感覚。
みんなお正月の準備でウキウキしてたくさんの食べ物を買っています。
とっても中華っぽくて、活気があって、いいエネルギーがあふれてる気がします。
人混みが苦手な方にとってはちょっとつらい場所ですが汗
1年に一回しか行われないこの大イベント、この時期に台北にいらっしゃる機会があれば、絶対行ってみて欲しいです。
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