イベント大好き台湾ブロガーRie(@rieasianlife)です。
先日、台中のランタンフェスティバルに行ってきたんですが、その翌日台北ランタンフェスティバルにも行ってきたので、その様子をご紹介します!
台北ランタンフェスティバルについて
台北ランタンフェスティバル地図
毎年開催されている台北市観光伝播局主催の台北ランタンフェスティバル。
今年の会場は、初めての東エリア(南港)と西エリア(北門)の2カ所で同時開催されていました。
期間:2020年2月8日(土)〜02.16(日)
時間:月~金17:00-22:00 / 土~日17:00-23:00
今年の台北ランタンフェスティバルのテーマは「東西共生,我等之都」。
「地域の特性を生かして、思いやり溢れる国際都市」を目指す台北は、伝統ある建築物や歴史を活用し、現代のクリエーターたちと手を組んで様々な作品を展示しています。
公式サイトのトップに流れるこの動画が本当に素敵!
ちなみに最後に話している男性は、現在の台北市長「柯文哲(柯P)」です♪
私が行ってきたのは、西エリア「北門」。
それでは、ここから会場の様子をご紹介していきますー!
無料ツアーに参加するのがおすすめ
無料ガイドツアー受付
今年は「Like It Formosa」主催の無料のガイドツアーが開催されていたので参加しました。
だいたい1時間半程度のツアーで、各作品の概念や、その場所の歴史を紹介してくれます。
毎日、中国語(19:00、20:00)、英語(19:00)、日本語(18:00)もあるので、見つけたら参加するのおすすめです。
無料ガイドツアー
この日のガイド経路はこちらでした。
- 初心是最美的光
- 台北郵局 鼓動北門
- 北門
- 樂不思鼠來尋寶
- 時光寶河 – 電影之光
- 時光寶河 – 廟宇之光
- 躲貓貓
オリジナル悠遊卡とパンフ
また、ガイドツアーに参加すると、日本語のパンフレットと今年の台北ランタンフェスティバルのオリジナルデザインのヨーヨーカード(悠遊卡)をもらえました。
公式サイトにも書いてない情報だったので、ラッキー♪
2020年の台北ランタンをご紹介!
北門1番出口
まず開始場所は、MRT北門駅の1番出口スタート!
この駅は台北駅&西門駅から1駅なので、移動も便利です♪
初心是最美的光
北門駅目の前にある作品は、切り絵藝術家の楊士毅さんの「初心是最美的光 The Beginner’s Mind Is the Most Beautiful Light」。
「初心こそ最高の光」という意味のこの作品には、「你的每一步都更靠近自己(あなたの毎回の一歩は全て自分の力で)」「相信純真的力量(純粋素直な力を信じて)」「你是自由的(あなたは自由です)」など頑張っている方を勇気付けるよう言葉が彫られています。
初心是最美的光
言葉を読むのも楽しいですし、光の影もすごく綺麗です。
アジアンチックな円形の赤オレンジ色の影は、ボーッとみて癒される炎に似ています。
台北郵局 鼓動北門
次に移動したのは、一際目立つ北門広場にあるプロジェクトマッピング「鼓動北門(ドラミング北門)」!
作者は芸術家の陳怡潔さん。
台北郵局 鼓動北門
台北ランタンフェスティバルでは、期間中各所でイベントが開催されていて、この日は、北門でDJ Noodles 麵麵がプロジェクトマッピングとコラボレーションし、ダンスフロアのような雰囲気で盛り上がっていました。
みんなノリノリで楽しい雰囲気でした♪
台北郵局 鼓動北門
ガイドの方からこの北門の歴史や舞台となった経緯などを教えてもらいました。
この「北門」は、元々数年前まで目の前の道を走る高速道路で隠れていました。
歴史的に重要なものであり、保存の観点もあり、高速道路がなくなり、広場となってみんなにお披露目された建築物の一つ。
また、北門の周りにある台北郵便局や現鉄道博物館なども日本時代からある建物だったりと、新たな歴史を知るきっかけになりました。
Light Tube
この作品は、歩道橋への道をライトアップした、ライトデザイナー江佶洋さんの「Light Tube」という作品。
いつも見慣れている西門町の歩道橋が、一気にロマンチックになっていました。
時光寶河 – 記憶之光
これは、時光寶河三部曲の一つ、このランタンフェスティバルのキュレーター兼芸術家の王士芳さんの作品「記憶之光」。
時光寶河は、中華路の当時の様子を振り返るシリーズで、これはその一つ。
時光寶河 – 記憶之光
この作品は、以前、中華路にあった中華商場という商業施設に入っていた店舗の看板。
日本人の私からみても、なんだか懐かしいレトロな看板が並んでいます。
時光寶河 – 電影之光
続きまして、この黄色い作品は、同じく王士芳さんの時光寶河三部曲の2つ目「電影之光」。
ランタンフェスティバルが開催されている「西門町」は、1911年台湾最初の映画館「芳乃亭」が開業した場所でもあり、様々な映画の舞台となった街でもあります。
ここは、そんな西門町周辺で撮影された映画のワンシーンやセリフを集めた作品です。
時光寶河 – 電影之光
紹介されていた映画作品はこちら(リンクはAmazonです)
- 戀戀風塵 1986年(邦題「恋恋風塵」DVD)
- 恐怖份子 1986年(邦題「恐怖分子」DVD)
- 青少年哪吒 1992年(日本版なし「青少年哪吒」DVD)
- 六號出口 2006年(邦題「ウエスト・ゲートNo.6」DVD)
- 行動代號:孫中山 2014年(日本版なし「行動代號:孫中山」書籍版)
- 比悲傷更悲傷的故事 2018年(邦題「悲しみより、もっと悲しい物語」)
懐かしーーー!とか、見てみたかったやつ!っていう人も多いのではないでしょうか。
時光寶河 – 廟宇之光
続きまして、時光寶河三部曲最後の一つ「廟宇之光」。
真っ赤な布に、角ばった提灯が下がるこの作品は、西門町のある艋舺エリアにある歴史文化財「台北天后宮(1746年)」(俗称:西門町媽祖廟)と「艋舺龍山寺(1738年)」にインスピレーションを得て作られました。
時光寶河 – 廟宇之光
作品内には2体の将軍がドンっと構えていて、邪気を払って、ランタンフェスティバルの来訪者を守っているようでした。
鴨肉扁の鴨ランタン
これは有名な鴨肉のお店「鴨肉扁」が出している巨大鴨ちゃん♡
孤独のグルメの撮影場所にもなったので、知っている方も多いのでは♪
躲貓貓(猫とかくれんぼう)
台北ランタンフェスティバルのメインランタンはこちら!
台中のメインランタンを務めた林舜龍先生の「躲貓貓(猫とかくれんぼう)」。
大きな猫がシャボン玉に入ったネズミを持っているような作品。
躲貓貓(猫とかくれんぼう)
ふわふわと揺れるシャボン玉に入ったネズミは、大好きなチーズを抱えてご満悦。
この猫とネズミは仲が良くて、猫がいびきをかきながら、友達になったネズミの夢を見ているらしいです。
省城隍廟燈區
移動しまして、ここからは昔ながらのランタンエリアへ。
省城隍廟までの道沿いには、ズラーっと出店や屋台が出ていました。
伝統的なランタン
中山堂の目の前の広場が学生が作ったランタンエリア。
今年も思考を凝らした楽しい作品がたくさんありました!
このパンダのランタンやっぱり何度見ても味がある・・・。
伝統的なランタン
これは、貓空,台北101,小籠包,北投溫泉,承恩門(北門のこと)などなど台北のいろんな名所や食べ物などを集めたネズミのランタン。
伝統的なランタン
こちらは、結婚式の様子でしょうか?夫婦のランタン。
顔が本当にシュールです笑
伝統的なランタン
今年は子年、やっぱりいました、ミッ○ーと○ニーのランタン。
ネズミの嫁入りに因んで、ネズミの結婚式ランタンがたくさんありました。
下のほうにいるのは、チッ○と○ール?
伝統的なランタン
こちらもネズミの嫁入りの様子。籠の中にお嫁さんがいます。
台湾ではリスもやっぱりネズミと同等なのかな?リスもたくさんいました。
省城隍廟
だいたい見終わったので、省城隍廟にご挨拶して、終了。
コロナの影響でお寺は21時には閉まってしまっていたので、柵からレンズを出してパシャリ。
今年も良い年になりますように!
今年のランタンフェスタは、芸術家の作品が本当に多く、今までにない芸術と歴史の融合でいつにも増して面白かった!
来年も楽しみです!
記録映像をYouTubeにもアップしてるので、よかったらどうぞ^^