先日、北東部をふらりと旅をしていたブロガーRie(@rieasianlife)です。
ホステルのオーナーに福隆でライブがあるから行っておいでよと言われ、行ってみたら超のつくほどローカルな駅「福隆」で地元の人に聞いた名物「駅弁」を食べてきました!
どこにあるの?
福隆駅は、台湾の北東部で、住所は宜蘭かと思いきや実は新北市です。
この駅の近くには、有名なビーチがあり、夏になると多くの若者や家族ずれで賑わいます。
福隆といえば?と聞かれると「太陽、ビーチ、ビキニ」と答える若者も多いとか笑
お弁当屋さんはその駅を出た目の前に数軒ある中の1軒です。
今回ご紹介するお店「宜隆福隆便當」は、駅を出て左側の2件目のお店になります。
自転車屋さんと併設してる赤い看板です。
なぜここを選んだのかというと、近くにある寒天スイーツ店のおばちゃんに「お弁当屋さんがたくさんあるけどどこが美味しい?」と聞いたところ、そのおばちゃんの独断と偏見で「私は宜隆便當が好きだわ」と言われたからです笑
宜隆福隆便當について
この古ーーーーーい外観のお店が目的の駅弁屋さん。
2代目(吳素珠さん)のお父さんは台湾鉄道の社員で、お母さん(吳王月枝さん)は今お弁当を売っている場所にあった民宿で麺やおかずを売っていました。
当時、宜隆には釣りにやってくる方が多く、麺をそこで食べても釣りをする頃にはお腹ペコペコ。
そこで、民国46年(1957年:昭和32年)、釣りをしながら食べれるようにお弁当を売り出したそうです。
ここが一番最初にお弁当を売り出したらしいのですが、隣が一番最初だと言い張って今では、隣のお店にもメディア取材があるみたい。
台湾あるあるの創始者争いですね^^;
通常700〜800個ほど売れ、音楽祭があるときは1000個を超えるそうです。
2代目のお母さんの時に初代の体の調子も悪くなり、店を畳もうかとしていたこともあったそうなのですが、休業していた2ヶ月間、お弁当はまだかとお客さんたちの問い合わせや注文予約が止まらず、感動し再開することにしたそうです。
今は3代目の息子(簡弘翔さん)に引き継がれています。
中国語ですが、番組で特集されていますので参考にどうぞ↓
【台灣1001個故事】福隆便當最老店 陽光比基尼 美味飄海濱1010819
お店の雰囲気は?
目の前にある小さな屋台?でお弁当を買うことができます。
お弁当は併設している自転車屋さんの奥で作っています。
多くはないですが、中に座って食べれる席がありますよ。
お弁当はこれ!
福隆便當 65元
ご飯は台東のブランドコメ「池上米」を使用していて、もっちり。
卵や角煮などのおかずも全て当日の朝仕込み、作り置きはされないそうです。
蓋を開けた時のこのボリューム!
65元のお弁当だしどうせご飯がいっぱいでおかずが少しなんでしょ?と思い込んでたので、衝撃が大きかったです笑
中身は、野菜、角煮、天ぷら、卵、高菜(酸菜:ぎゃむつぁい)、豆乾、ソーセージ・・・。
種類もかなり豊富です。
一つ一つの具も大きくて食べ応えある!
普通の弁当だと卵が半分しか入ってないこともあるんですが、ここはまるまる1つ入ってて卵好きとしてはかなり嬉しい!
寒天ゼリー屋のおばちゃんも言ってたんですが、他のお弁当屋さんはおかずがすごく少ないことが多いそうですが、このお店はずっと量が変わらないと言われていました。
感想は、思った以上に美味しかったです!
ぜひこの駅を通りかかったときは、宜隆弁当買ってみてくださいー!
宜隆福隆便當へのアクセスと詳細
宜隆福隆便當
時間 8:00〜18:00(水曜休み)
電話 02 2499 1627
住所 新北市貢寮區福隆街5號
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