台湾に来る方へ(語学留学生編)

台湾で留学

旅行者→語学留学生→駐在員と台湾に住んで8年目になるRie(@rieasianlife)です。

これまでたくさん経験や作業メモをブログに記録してきているんですが、参考にしていただけている声をよく聞くようになってきました。

自分のために書いた文章なので、見苦しい部分も多いとは思いますが、そんなふうに言っていただける方がいて本当にありがたいっ!!!

今回は、そんな過去たくさん書いてきた記事を1つにまとめて、今から同じような壁にぶつかる方が、流れや、やらないといけないことの参考になるよう、分かりやすいまとめを作ってみようと思い筆を取りました。(キーボード叩きました)

*ただし、私が経験した内容はこの台湾に来てから8年間の間。制度は変わりにくい内容ではありますが、変わってる可能性もありますので、実際に作業をされる際は、専門窓口へも確認をされることをお勧めします。

 

今回の記事は台湾へ語学留学予定の方へ向けての記事になります!

 

1:学校選びと出願(日本)

 

まずは、留学するための学校選びから始まります。

学生用のビザを発行するためには、台湾が指定した認可学校から選ぶ必要があります。それ以外だと発行できません。

また、私の場合は、語学留学で、正規留学や交換留学とは違いますので、お気をつけください。

 

以下の記事で、学校の種類や入学願書の出し方をまとめています。

【台湾で留学】台湾留学したい!学校を選び、入学願書を提出するまで(國立台灣師範大學)

 

2:学生用の停留ビザの発行(日本)

学校が決まったら、停留ビザを発行します。

私の場合は、日本で入学願書手続きを完了し、台湾へ来る際は語学留学生としての「学生用の停留ビザ」を発行しました。

そのため「ワーキングホリデー」「就労」「配偶者」で発行されるビザとは違い、台湾で収入を得ることはできませんので、気をつけてくださいね。

 

日本での学生ビザの発行の仕方をいかにまとめています。

【台湾で留学】留学用のビザを取得する!必要書類と手順を解説

 

3:家を探す(台湾に来てすぐ)

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次に必要なのが、台湾での家探しで、選択肢は多種多様です。

予算と生活スタイルに合わせて、自分にあった家を見つけてくださいね。

個人的なアドバイスとしては、少しだけお金を出してでも、いい家に住むこと。

初めての台湾生活、語学やライフスタイル、文化の違いなど、ストレスフルな毎日にホッと落ち着ける居場所を探した方が後々精神的にも良いです。

あと、オンラインで決める方も多いとは思いますが、やはり実際に自分の目で見て、フィーリングのあった物件を決めた方が良いと思います。

 

台湾の家についてはこちらの記事で解説しています。

【台湾に住む】台北で部屋を探すには?家賃相場は?選ぶ時のポイントは?

もし引っ越しをした場合は、住所変更も忘れずに!

【台湾に住む】引っ越し後は必ず住所変更!居留証の住所変更手続きを解説

 

4:中華民國統一證號を取得し、銀行口座を開設

振り込みや残高証明など、何かと必要なのが銀行口座。

台湾では外国人も銀行口座を開くことができます。

ただし、最近ではマネーロンダリング法対策で居留証を持っていない外国人が開けない銀行もあるので要注意です。

銀行口座を開くためには「中華民國統一證號」という身分証番号が必要になります。

(身分証番号としては、居留証番号もあるのですが、ECサイト登録などで中華民國統一證號がよく使われてます)

 

中華民國統一證號の発行の仕方

【台湾の生活】台湾での身分証番号「中華民國統一證號」の申請方法

銀行口座の開設の仕方

台湾の現地銀行(中國信託銀行)で口座を開く!手順と必要なもの

 

 

5:停留ビザの更新(入境90日後)

 

学生用で日本で申請した「停留ビザは、最長180日間有効」ですが、申請すると90日間しか有効期限が書かれていません。

なので、+90日(合計180日)の延長をする必要があります。

期限を過ぎてしまうと不法滞在になってしまうので、必ず期限前に更新にいきましょう。

 

学生用の停留ビザの更新の仕方

【台湾で留学】台湾で学生用「停留ビザ」を更新する!必要書類と手順を解説

 

 

6:健康診断を受ける

 

この次に行う、居留ビザ申請の際に、外國人健康檢查指定醫院(つまり、台湾が指定した外国人が申請用の健康診断を受けれる病院)での健康診断の提出が必要です。

受け付けられる有効期限が3ヶ月以内のもので、結果書類を受け取るのに2週間ほどかかるため、カレンダーを計算して行ってくださいね。

 

健康診断の受け方

台湾の病院(臺安醫院健診中心)で健康診断を受ける!手順と必要なもの

 

7:停留ビザ→居留ビザへ切り替える(入境180日後)

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停留ビザは上記でも書いている通り最大180日間です。

180日を過ぎたら、居留ビザへ切り替えを行う必要があります。

学校にもよりますが、私が在籍していた「台湾師範大学語学中心」では4ヶ月以上在籍すると切り替えることができました。

どうして居留ビザを取得するのかというと、この後に行う「居留証(ARC)」を取得するためです。

居留証は、居留ビザを所持している状態で申請可能ですが、停留ビザまでの方だと申請することができない仕組みになっています。

 

学生用の居留ビザ申請の仕方

【台湾で留学】学生用「居留ビザ」を取得する!手順と必要なもの

 

 

8:居留証(ARC)をゲットする(居留ビザ後)

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居留ビザ申請が通り、無事にゲットできたら、15日以内に居留証(ARC)を申請してください。(申請しないと罰金になりますよ)

居留証を持っているメリットは、様々あるんですが、個人的には、学生の間は台湾に入る際のイミグレーションで自動改札(入出國自動查驗通關)を通ることができるのがいちばんのメリットだと思っています(笑)

時期がきたら、申請を忘れずに!

 

居留証の申請の仕方

【台湾で留学】居留証(ARC)取得!申請方法の解説

 

 

9:台湾で就職する

学校を卒業、または、語学学校で一通り語学学習が完了し、いよいよ日本に帰国するか台湾にそのまま残るかを選択する時期。

もちろん私たちは外国人なので「台湾からの許可」がなければ台湾に住むことができません。

 

職探しでつまづいて帰ってしまう方をたくさん見てきたので、もし、本当に台湾に居続けたい、移住したいという方は職探し(起業や結婚という手もありますが、それはさておき)頑張ってください!

 

台湾で職を探すには

【台湾で働く】台湾で働きたい!台湾企業に就職するための方法

 

 

終わりに。

 

今回は、今までにたくさん書いていた「台湾に語学留学した時にしないといけないこと」記事をまとめてみました。

内容は全て私が当時自分で調べたり、聞いたりして体験し、気をつけないといけない部分などをメモしていたことになります。

これから台湾にいらっしゃる未来ある学生の方々が少しでもスムーズに楽しく台湾生活を送れることを応援しております。

もし制度が変更になっていた!などありましたら、Twitter、IGなどでDM頂けると嬉しいです!記事を更新します。

 

また「台湾へ就職や仕事で来る方がやらないといけないこと」のまとめ記事も用意しておりますので、そちらもお楽しみ(?)ください。

 

 

 

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