【台湾おやつ】ふわサクッ!甘くて軽い台湾の伝統的なお菓子「麻粩」

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伝統的なお菓子も大好きなRie(X rieasianlife、IG taiwanandasia1708)です。

台湾の年貨大街に行かれた方はいらっしゃるでしょうか?

毎年行かれる方は、今年何を買われましたか?

年貨大街でしか手に入らないお菓子がたくさんあるのですが、今回購入した「麻粩」もその一つ。

毎年気になりながらも買ったことがなかったので、今年ついに購入してみました。

 

こんな感じで売られてました!

看板には「大甲名産 麻荖」と書かれていて、大甲ってタロ芋と媽祖様の場所?

どうしてパソコンでは米編の[米麻][米老]が出せないんだろう?

米編ってことはお米で出来てるのかしら?

そんなたくさん疑問が浮かぶ面白いおやつです(笑)

ちなみに、台北の迪化街の年貨大街でも販売されているのをみたことがあるので、台湾全土で一般的なお菓子のようです。

早速詰め放題で美味しそうな味を詰め詰めして買ってきました!

 

麻荖について

袋に詰め放題だったので、竹ザルにクッキングシートを敷いて、並べてみました。

調べてみたところ、「麻荖」は「蔴粩」「麻粩」など書かれることも、今回の看板のように米編の[米麻][米老]と書かれることもあるみたい。

もち米や狗蹄芋を材料とした「粿干(粿乾)」を使って、高温の油で揚げて、麦芽糖やフレーバーで味付けしたおやつです。製造工程にすごく手間がかかるらしいです。

元々は、祭事や祝い事で食べられる儀式用のお菓子だったみたいなんですが、現在はおやつとして親しまれており、長寿や吉祥の省庁ともされていることから、お正月や婚礼にも使われているみたい。

粩(ㄌㄠˇ)=老と同じ音なので、「拜麻粩會吃到老老老」や「食麻粩,吃得老老老」という長寿や健康を意味する言葉があるみたい。

結婚式で使われる理由は、「白頭偕老(白髪になるまで添い遂げる)」という言葉にかけてるみたいです。

また、神様の中で一番偉い神様「玉皇大帝」が食べるスイーツのため、正月9日の玉皇大帝の誕生日(天公生)では捧げ物としても使われているそうです。

由来も調べてみたんですが、中国の「粩」というお菓子にルーツがありそうで、中国福建省や台湾に伝わる啓蒙書『千金譜』にも記載があるとか。

まだまだ謎が多いので、何か情報があったら教えてください。

 

参考:新南向政策資訊平臺>台式零食的古早味 甜之道的探尋

参考:圖文不符Facebook

参考:台灣光華雜誌>台式零食的古早味

 

食べてみた

こちらが私が今回購入してきた全種類。

今回は、

  • 花生(ピーナッツ)
  • 杏仁
  • 海苔
  • 黑芝麻(黒ごま)
  • 海苔芝麻(海苔ごま)
  • 椰奶(ココナッツミルク)

他にもフレーバーがありました(カレーとかわさびとか)

袋に貼ってあったシールはこちら。

年貨大街で食べて美味しい!と思ったら、印字してある電話番号から注文ができるみたいです。

結構大きな麻荖ですが、とっても軽くてほとんどが空気。

外サクサク、中フワサク。

カリッとした感じはありません。

こっちは海苔味。

砂糖の粘り気があるので、かぶりつくと、口の中がキャンディーを食べた時みたいな感じであまーくなります。

 

今回買ってきた中では、ピーナッツが一番美味しかったです。

その次がミルクかな?

お店の方もピーナッツが一番人気と言われていたので、納得。

もし見つけたら、台湾の伝統的なおやつを買ってみてください!

 

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