台湾在住グルメ系ブロガーをやらせていただいております(誰がいった?)Rie(@rieasianlife)と申します。
今回は、高雄の魅力&グルメ拡散計画と題して、旅行者の方々がこれを食べに高雄に来たいいいい!と思うようなところを積極的に書いていこう計画を実施中です(そう、勝手に)
ってことで、今回はみんな大好きの小籠包のご紹介です!!!!!
どこにあるの?どんなお店?
今回ご紹介する「龍袍湯包」は、1998年に高雄で創業したお店。北部には鼎泰豐がありますが、南部の名店といえばココ龍袍湯包。
場所は、高雄漢神デパートや有名な南豐魯肉飯がある苓雅夜市(自強夜市)の近く、最寄駅はライトレール「光榮碼頭」からが一番近いです。何度か高雄に来たことある人ならあ〜あの辺かとイメージしやすいかも。
実は、有名な小籠包チェーン鼎泰豐が高雄へ進出してきたのは、最近のこと。
それまで数件の小籠包の名店がお互いの味を競い合っていました。その中でもファンも多かったのが、今回紹介する「龍袍湯包」。
2013年に初めて高雄に鼎泰豐が進出してきた時、
經營靠口味取勝,就算有名店進駐,同樣沒在怕鼎泰豐進駐南台灣高雄,掀起湯包熱,但民眾想吃哪一款,恐怕還是得依個人口味做選擇。
要約:経営とは味で勝負するもの、たとえ鼎泰豐が南部高雄に、他にも有名な店が進出してきたとしても、蒸し上がる小籠包の熱気に民衆はどこの小籠包を思い出すのか、おそらく個人の好みによって選択をするよ。
Yahoo!新聞「鼎泰豐進駐高雄 軋老店「龍袍」」より
龍袍湯包のオーナーが話したこの言葉に余裕を感じます。
ちなみに、このお店は、私が旅行者時代(2008年ごろ?)に高雄在住の方におすすめよ!と教えてもらってずっとピンを立てていたところです。
↑二階席の壁には小籠包の美味しい食べ方が記載してありました。
1棟建ての建物で、店内はそこまで広くはありません。1階に数席と2階に2部屋分、だいたい10〜15組くらいが座れるスペース。
もし可能なら予約した方が安心ではありますが、お客さんの回転率は悪くないのか、私が行ったときは日曜の昼だったんですが、特に待つことなく座れました。
店内は、家具類はずっと使われているものですが、とてもしっかり掃除が行き届いていて清潔。夜市やローカル食はちょっと・・・というお客様のご案内でもアットホームな雰囲気はありますが、使えると思います。
メニュー
レストランなので、自分で紙を書いて注文するものではないのですが、メニューには中国語、英語、日本語が併記してあって番号も振ってあるので、指差し注文しやすいです。
小籠包は5個と10個から選べるので、一人旅でも全然大丈夫!
※メニューは物価により変更される可能性があるので、最新のものはお店のFacebookを見てね。
注文が終わったら、自分で生姜と醤油と黒酢を調合して小籠包のタレを作っておきましょう。
私のおすすめの調合は、黒酢2:醤油1:千切生姜たくさん!
酸っぱめではと思われるかもしれませんが、黒酢はまろやかな酸っぱさなので大丈夫です。お試しあれ。
写真撮り忘れたんですが、テーブルには、熱い麦茶が置いてありました(甘くないよ!)
さぁ、幸せ時間の開始〜!
今回は、贅沢時間を過ごそうと一人で行ったので、注文も少し少なめに。5粒づつ頼んだので、蒸籠1つにまとめて持ってきてくれました。
こういう時、人と行くとたくさん種類が食べれていいですよね。一人ご飯に全く抵抗のない、むしろ結構好きなのですが、唯一のデメリットはそこなんですが、ここなら1種類以上食べれそうです。
また、いつもは記事が長くなっちゃうので、写真を小さくしたり、省略したりするんですが、どれも美味しそうなので、今回写真多めでお送りいたします。
まずは自慢の小籠包
- 龍袍湯包(5粒)100元
ロンパオタンパオ
こちらが、自慢の看板メニュー龍袍湯包。写真は2粒しか写ってないでですが、5粒あるのでご安心を。(はい、写真を撮る前に食べました)
みて!!みて!!!!この「ぶんるんx2」の小籠包!!!!
薄皮に包まれた、中のスープとお肉の餡のこの重厚感わかりますでしょうか?
ちょっと破れちゃってますが、どうにかつながってくれてます(笑)
お箸で摘んだまま振ったら絶対に崩壊するので、慎重にレンゲへ運びました。
なんとかスープを死守しながら、レンゲに乗せる事に成功しました。
このふにゃって曲がっている皮から、薄さが伝わりますでしょうか。
誰だ!鼎泰豐が一番皮が薄いって言ったやつは!ここの皮も負けてないよ!!!
注意:決して鼎泰豐を蔑むつもりはございませんので、ご了承ください。鼎泰豐も洗練されてて好きです!あそこは、ハズレがない良いお店です!
はい、お箸で穴を広げて、パッカーーーーーーーー!!!!
ぶわぁ〜〜〜〜〜っとスープが流れ出る時の快感、食べた方はわかりますよね。ここのスープは多いですが、ギリレンゲに収まる程度だったので、セーフ!!
スープを先にいただきます。口に入れた瞬間にふわぁ〜〜〜と肉から出たのか、素材から出たのかわからないですが、旨みがすごおおおおい♡
ほっかほかの湯気が上がっていましたが、食べた瞬間はそこまで激アツではなく食べやすかったです。(まぁ、これは人とその時の食事のタイミングによるかな。)
スープを出した後の図。
ここのお肉は、塊ではありますが、挽肉でほろほろに近い状態で入っていました。
なるほど、このほろほろ感だから肉汁の旨みがしっかり出てるんだな。
贅沢に大粒のカラスミが乗った焼売
続きまして、お!と思って注文してみた、カラスミの焼売。
- 烏魚子燒賣(5粒)200元
からすみシューマイ
いろんな味があって迷ったんですが、なんとカラスミ焼売と明太子焼売が同じ値段だったので、だったらこっち選ぶでしょーーーっていうおトク感情から選んでしまいました。
ただ、持ってこられて実物を見て、大正解!!!!!
1粒の上にバランスよく乗っている、このゴッロゴロとした2粒のカラスミ!!
台湾はカラスミが安いですが、でもでもこの量でトータル200元は激安!!!!!
しかも、カラスミって台北の迪化街で購入するイメージだと思うんですが、作っているのは南部で、高雄の名産なんです。有名どころだと紅毛港一帯などの高雄周辺でとれたボラを高雄でカラスミに加工し、各地へ運んで販売しています。
つまり、出来立ての美味しいカラスミが食べれるのも高雄なのー!知ってた?
焼売の中も小籠包のような挽肉を固めたようなお肉だけど、こっちは小籠包よりもより硬めに固めてありました。
濃厚なカラスミと旨み抜群だけどあっさりしているお肉と肉汁を一気にぱくっ!最高オブ最高。羽が生えて飛びそうになるくらい気持ちが昇天しました。
小籠包だけでなく、これも是非注文してみてね!
甘くてやけどしそうなほど熱い薬膳スープ
それとスープが飲みたくて頼んだのがこの漢方薬がたくさん入った薬膳スープ。
- 御膳雞湯 180元
やくぜんのチキンスープ
中には、高麗人参の髭、棗、當歸(カラトウキ)、クコの実、それとぶつ切りの鶏肉がたくさんが入っています。
クコの実の量が通常のよくあるスープと比べて、半端なく多くて、それ原因なのか、鳥のスープなのにちょいちょい甘い。もちろんスープは食材の旨味と漢方の甘味とすこーしだけの苦味(本当にすこーーーーしだけ)。
そして、激アツです。この器ごとお鍋に入れて蒸して火を入れるので、器まで激アツ。気をつけながらも、美味しすぎるので、レンゲでスープを掬う手が止まりません笑
他にも、小籠包につき物の酸辣湯(サンラータン)もあるので、気になる方そちらも是非飲んでみてね。
今回、1人で行ったのであまり量が食べれてないので、次回もっと違うものを食べたら追記していきますねー。
龍袍湯包へのアクセスと詳細
龍袍湯包(Facebook)
時間 11:00~14:00、17:00~21:00(last order 20:30)、月曜休み
電話 07-2510562
住所 高雄市苓雅區新田路375號
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