美味しいお店を見つけたら、どうにか行ける方法はないかとすぐに考えだす食いしん坊ブロガーRie(@rieasianlife)です。
今回は、私、というよりは、お友達に連れて行ってもらったお店。
高雄の美濃という場所は、客家人が多く住んでる地域なんですが、なんとここは原住民料理レストラン。
美濃に行く時は必ず行きたいほど、美味しい、かなり穴場なレストランです!
どこにあるの?外観は?
冒頭でも買いたとおり、このお店があるのは、客家文化で有名な美濃。
ここでは、板條や梅乾菜などの客家料理を食べる方が多いとは思いますが、かなりおすすめな原住民料理レストランもありました!
外観はブーゲンビリアに囲まれる、黄色い可愛い壁のレストランの名前は「阿香原味廚房」。
1999年〜2009年まで、藤枝森濤餐飲という名前だったみたいなのですが、
2010年〜阿香的廚房という名前に変わったみたい。
レストラン自体は比較的辺鄙な場所(というか美濃自体が郊外)なんですが、レストランの目の前は「舊茶亭」というバス停です!
ただし、E25とJOYH11區間の2本のバスしかないみたい。
ちなみに、このバス停の名前がなんだか特別だったので、調べてみました。
「舊茶亭」とは、その名の通り、旧お茶飲み場。
美濃地区にやってきた客家の宋家の先祖「宋阿昌」さんが、作った休憩所(清朝時期)だったらしいです。
毎日お茶を茶亭に送り,道ゆく人にお茶を振る舞ったり、休憩してもらったりした施設を作っていたそうな。
このバス停のすぐ近くに「菸樓小館」っていうカフェ?レストラン?があるんですが、そこにあったらしいですよ!面白い〜!
店内はグリーンでいっぱい!
中は植物でいっぱいの広ーいレストランです。
さすが原住民料理を出すレストラン、ジャングル並みの植物の量で、家具はほぼ全て木製でできています。
ここは、食尚玩家の取材にも来ている名店らしく、地元の野菜や新鮮な食材を使って、絶品の原住民料理がいただけるそう。
いつもは自分で調べていくんですが、この時は友達に連れてきてもらったので、事前情報なしだったので、入ってすぐのサプライズ感がすごかったです笑
お昼のピークを過ぎて、休憩時間になる直前の1時間くらいで入ったんですが、それでもほぼ満員の人で賑わってました。
もし人数が多かったり時間が限られてる場合は、事前に電話で予約しておく方がいいかも!
メニュー
今回は二人でいったので、2人分のコース(790元)をいただきました。
・開胃小菜 ;前菜
・白飯 ;白ごはん
・櫻花蝦小米粽 ;桜海老の小米ちまき
・蔗筍東坡肉 ;サトウキビと竹の子のトンポーロー
・水果佐野菜沙拉;フルーツサラダ
・白斬土雞 ;鶏肉
・山藥猴頭菇湯 ;山芋とヤマブシタケのスープ
もしかしたら、季節によって変わりそうです。
2人コースの内容をご紹介
- 開胃小菜(前菜)
この日の前菜は、カリカリのグリーンパパイヤのお漬物。
1つはローゼル、1つはパッションフルーツで色付けされていてすっごくカラフル!
甘くて酸っぱくて、胃液がグンと出てきます♡
- 櫻花蝦小米粽(桜海老の小米ちまき)
これは、小さなチマキですが、お米が餅米ではなく、原住民のお米「小米」。
よく小米酒という、台湾最古の甘くて美味しい原住民のお酒に使われてるアワです。
ちなみに、小米酒はなかなか日本で買うことはできないので、台湾にいらっしゃる時に是非〜!
- 蔗筍東坡肉(サトウキビと竹の子のトンポーロー)
どの料理も味付けは濃すぎず薄すぎず、ご飯がすすむんですが、特にトンポーローが油っぽさもそこまでなく美味しかったです。
見た目と味のギャップがすごい!
- 水果佐野菜沙拉(フルーツサラダ)
フルーツたくさんと肉そぼろ(肉鬆)?が乗って、甘い台湾のマヨがかかってるサラダ。
甘くて、しょっぱくて、シャキシャキ。
不思議な味ですが、すごく癖になる味でした笑
- 白斬土雞(鶏肉)
「白斬」とは、またの名を「白切」という料理方法。
一般的には、水煮をして味付けをしたもので、基本的には素材本来の味を味わう料理法。
鳥の脂がしっかりと出ているプリップリなお肉で、弾力もあり新鮮!
ずっとしゃぶりつきたかったですが、人前なので少し遠慮しました(家族や一人ならめっちゃしゃぶってるかも笑)
- 山藥猴頭菇湯(山芋とヤマブシタケのスープ)
たっくさんのキノコや山芋の入ったスープ。
これがめちゃめちゃほっこりと旨味がしっかり出ていて美味しかった!!!!
ちなみに、猴頭菇(ヤマブシタケ)って高級食材で「四大珍味」と言われるほどの養生キノコです。
最後に出てきたサービスは2つ!
この日出てきたのは、小豆を固めた羊羹のようなものと黄色いスイカでした。
この小豆の羊羹甘過ぎず、すごく美味しかったです♡♡♡
2人コースを2人で食べましたが、種類も豊富なのに量も多くて、大満足!!!
むしろ少食の方の場合、3人で2人コースとかがちょうどいいかもしれません。
もし美濃にいかれる際は、寄ってみてください!
ちなみにすぐ裏にこんなお土産屋さんが並ぶ施設もありました。
ザ・観光地!って感じでしたが、雰囲気ありましたよ。
この時の高雄旅の旅の記録はこちらから
阿香的廚房へのアクセスと詳細
阿香的廚房(Facebook)
時間 11:00~14:30、17:30~19:30(火曜休み)
電話 076817212
住所 高雄市美濃區中山路二段635號
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