台湾飯にどっぷり浸って抜け出せないブロガーRie(@rieasianlife)です。
私は台北に住んでるんですが、結構な種類の台湾飯を食べてきました。
そこで、今回は台湾の代表的な料理「魯肉飯・滷肉飯(ルーローファン)」にフォーカスを当ててご紹介してみようと思います!
ちょっと脂っこい投稿になりますので、お気をつけください笑
魯肉飯・滷肉飯(ルーローファン)とは
魯肉飯とは、簡単に言うと肉そぼろの乗ったご飯のこと。
滷肉飯と書く事も多く、というか本当は「滷」の方が正しいです!
ですが、台湾では両方の文字が使われています。
滷は、煮込むという意味で、直訳すると肉を煮込んだご飯となります。
そのため、他の煮込み料理「滷肉、滷菜、滷蛋」などにもこの滷の文字が使われており、こちらでは魯を使う事は少ないです。
いろんな説がありますが、この煮込みご飯が日本の中華街に渡った際、日本語の常用漢字と当てるために「魯」の文字が使われ、それが台湾に逆輸入されて観光地などでわかりやすく「魯肉飯」が使われているという説もあります。
どれが本当なのかは謎です!
また、滷肉飯は場所によって実は見た目も変わってきます。
高雄など南では、滷肉飯とは呼ばず、肉燥飯と呼んだり(ただしこの場合そぼろというより角煮レベルのお肉が乗ってる事が多いです)
はたまた、北部のその角煮が乗った肉燥飯は「焢肉飯」「爌肉飯」「炕肉飯」と呼ばれていたり。
味付けも北部はあっさりしており、南部は甘辛い・・・比較してみると、全く違う料理になることも・・・!
こんな小さな台湾国内であっても、様々な変化があり、かなり興味深い料理の一つです。
雙北(台北市&新北市)で食べた魯肉飯10選!
ここから私が2021年3月までに「雙北(台北市&新北市)」で食べたお店で美味しかったところを10店ご紹介していきます!
私の独断と偏見ですので、かなりニッチなお店もランクインしております。
あ、好きな順とかじゃなく単純に味の種類で分けてます。
美味しいお店だけを掲載しているスタイルです。参考程度にごらんください笑
(ベーシック)中正紀念堂:金鋒魯肉飯
ここは言わずと知れた有名店「金鋒魯肉飯」。
中正紀念堂駅徒歩1分でついちゃうので、交通も便利です。
私が台湾初心者さんで魯肉飯食べたいと言われたとき真っ先に紹介するお店は断然ここです。
少しローカル感あふれる店内ですが、味は絶品かつ激安の小30元/中40元/大50元。
沢庵(のような漬物)は元からセットなんですが、私はここに+煮卵(15元)をトッピングします。
(ベーシック)行天宮:現作赤肉焿 魯肉飯
ここは、行天宮の近くの野菜卸市場「濱江市場(上引水産の隣)」のすぐ隣の場外市場にあるご飯屋さん「現作赤肉焿 魯肉飯」のもの(細かいwww)
市場の方々がご飯を食べるところなので、朝からお昼過ぎまでしかあいてません。
初めてこれを食べたとき、これぞ魯肉飯!って気がしました。
市場の近くなだけあって、めちゃうまです。(ただし、外の屋台のようなところです)
(ベーシック)萬華:家香味食堂
龍山寺からさらに南下した萬華地区にあるここ「家香味食堂」の魯肉飯は角煮か!ってほど角切りのお肉が大きいのが特徴。
見た目脂身が多そうに見えますが、味は思っているよりもあっさり。
サラサラーっとお米とともに入っていきます。
ここでもっと詳しく紹介してるよ↓
(こってり)松江南京:My灶
ここも密かに人気になってきている名店「My灶」。
台湾料理屋さんなのですが、特に有名なのがここの魯肉飯。
ちょっと小ぶりのサイズなので、シメにも程よく、でも味はしっかりとこってり目です。
ただ他のお店と比べると、すこし値段が高めです。
(こってり)大橋頭:雄嘉義鶏肉飯魯肉飯
ここは、迪化街の北側、大橋頭駅を挟んで向こう側にある延三夜市の中にある「雄嘉義鶏肉飯魯肉飯」。
ここの魯肉飯もテリッテリで、お腹いっぱいな方にはオススメできないパンチがあります。
このお店も人気店なので、早めに行かないと魯肉飯はなくなることはまずないですが、他のおかずがなくなることが多いです。
(こってり)公館:阿英滷肉飯
続きましてのこってり魯肉飯はなんといっても欠かせない「阿英滷肉飯」の魯肉飯。
ここは見た目どうりのこってり具合で、病みつきになります。
ただしここの店主はめっちゃ怖いし、店は狭い笑
勇気を出して相席してくださいwww
ここでもっと詳しく紹介してるよ↓
(こってり)淡水:台灣小吃(魯肉飯專賣店)
ここは少ししないから離れて、地下鉄MRTの北の終点淡水駅から徒歩3分くらいの商店街の中にある「台灣小吃(魯肉飯專賣店)」というお店。
魯肉飯專賣店と書かれていますが、普通のおかずを選ぶ食堂です。
ただ、やはりそんな名前にするだけあって、だし汁もしみしみにかけてあった魯肉飯はちょっと香ばしいこってり系なのですが、それでもさらりと食べれちゃうような絶品でした!
ここでもっと詳しく紹介してるよ↓
(あっさり)三重國小:仁和街滷肉飯
魯肉飯にはさっぱり系も存在します!
醤油砂糖でテリテリと煮込んだものと比べてこちらはだし汁であっさり目に煮込んだもの。
でもこう見えてちゃんと魯肉飯ですし、味も見た目以上にしっかりと旨味が効いています!
このタイプの魯肉飯はあまり多くないので、見つけたら是非試してみてください。
ちなみこのお店は市場の中の路地の中にある、家?からテーブルが飛び出たようなそんなお店です笑
6:00〜24:30
241新北市三重區仁和街141號1 樓(Googleマップから消えていたのでもしかしたらもうないかも・・・)
ここでもっと詳しく紹介してるよ↓
(半熟卵あり)忠孝復興:恩恩努肉飯
魯肉飯には、もし目玉焼きセットがあれば、半熟の目玉焼きを乗せる派です!
そんな半熟タマラーに捧げたいのがこのお店「恩恩努肉飯」!
元々は市場の中?にあったみたいなんですが、台北で超繁華街の東区で店舗を構えていらっしゃいます。
ここちょっと油断してたんですが、めちゃうま!!!!
濃いめの市場クオリティのテロテロお肉にそれをあっさりと緩和させる半熟卵をのせていただきます。
立地も良く、美味しい。まさに、2文字・・・・「最高」です。
ここでもっと詳しく紹介してるよ↓
(半熟卵あり)西門町:天天利美食坊
ここも忘れてはいけない目玉焼きを追加できる魯肉飯「天天利美食坊」。
目玉焼き載せといえば思い浮かべるお店はここしかない!っていう方も少なくはないはず。
ここは値段もリーズナブルで、西門町という立地でもあり、観光ついでに食べるにはバッチリですよね!
お肉自体はそこまでこってりというわけではないものの、クセが少なく初心者の方にも良いお店です。
(番外)大橋頭:珠記大橋頭油飯
このお店「珠記大橋頭油飯」は油飯(おこわのようなもの)なので、番外編としてどうしても入れたかったので笑
このお店には、魯肉飯もあるのですが、やっぱり美味しいのは油飯の方です!
ここの何が良いかというと、写真を見ても分かる通り、この新鮮な半熟目玉焼き+程よい肉の量のおこわです。
もう絵面からして美味しいことが伝わらないはずがないですよね。
営業時間があまり長くないので、もし偶然お店の近くに行かれる場合は是非食べてみてください!
まとめ
どうでした?知ってるお店や行ったことがあるお店出てきましたでしょうか?
今回は、台北新北で私が今まで食べたお店の紹介でしたが、どのお店も味が違い、まだまだ他にもたくさん魯肉飯は存在しています。
特に南部の魯肉飯もそれはそれはおいしくて・・・・。
いつか写真の数が集まったら地域ごとに紹介していきたいなぁーと思ってたりします。
もちろん最初は高雄からになることでしょうwww
あたなの好きな魯肉飯のお店はどこですか?
魯肉飯の元がネットで売ってあったり、店舗にもあったりするので、台湾まだ未経験の方はこの辺から初めてみても良いかもです♪
この記事を読んだあなたにおすすめの書籍