台湾の屋上ペンション「頂樓加蓋」で、毎日楽しく暮らしているブロガーRie(@rieasianlife)です。
台湾の一般的な物件は、家具付き、整備済み(言っても汚いことが多いけど)なんですが、私が引っ越してきた物件は、家具ほとんどなし、水道すらトイレにしかなし。
そんな、改造しあいがある物件でした。
全てがそうとは限らないですが、知り合いが住んでる別の頂樓加蓋物件もほぼ自分で作り替える形式でした。もしかしたらそういう物件が多いのかも?
また、うちは、都市整備により、取り壊し計画が出てきている物件なので、大家さんはもうこれ以上ちゃんとするつもりもなく。
「もしやりたければ自分でやって」というスタンスだったため、修理は全て自分もちです。
ただ、そういう物件が個人的には嬉しい。
出ていくときに変な状態でなければ(一応、契約上は現状回復という感じではある)、穴も開け放題(笑)、ペンキとかでも塗り放題です(笑)
ってことで、いろいろやりましたので、ご紹介します。
私の引っ越してきた物件とそもそも頂樓加蓋って?って方はこの記事をどうぞ。
何はともあれ、掃除
←Before After→
引越ししてきてすぐに、約4時間かけてしっかりデッキブラシで擦りまくりました!
ベランダの壁沿いに通してあった(水道?)の管が、途中まではちゃんと固定されてたんですが、途中から固定金具から外れて、落ちていました。
めっちゃくちゃ硬かったけど、掃除しながらやっとのことで力を振り絞って直しました。
←Before After→
そして、どこから来たのかわからないくらい大量に生えていた草も全て抜き取り玄関はこちら!!!
一応1年半たった現在もちゃんと草は生え内容に整備してます。
「ごめんね〜、ここに生えてきたら抜かれちゃうんだよ〜!」とお詫びを言いながら綺麗にぬきさりました!
見学時は、家の中でも基本土足で家を見にきます。そのため、部屋の中でも床には土や泥がたくさんついており、裸足で上がると足の裏が真っ黒になります。
わたしは靴は脱いで床に転がったり、作業したりするのが好きなので、いつも徹底的に掃除をします。
そこで当たった問題が「フローリングの洗剤と石の床の洗剤は一緒でいいのか?」
実は湿度が高く、夏は暑い台湾で、フローリングの床は多くありません。
五金行(台湾の何でも屋)でも床用のボトルパッケージに印刷してある写真は石の床ばかり。
そこで、勇気を振り絞って、機嫌の悪そうなおばさん店員に声をかけました。
私「フローリング用の掃除洗剤はどれですか」
店員「あ“?お前なにがしたいん?」
私「フローリングの掃除がしたいんです、石じゃなくて木の方」
店員「そこにあるだろ!」
顎で指差した先は、石の床掃除写真のある洗剤ボトルエリア。
あ、やっぱりこれ兼用なんだ。
ちょい怖だったけど、でっかいボトルの洗剤を買うことができました笑
ほうきと掃除機を使って床のゴミやホコリなどは大量に出たのですが、洗剤を使って掃除しても、元々土足じゃなかったみたいで、液体はそこまで黒くならず。
掃除機がけの後、洗剤を使ったブラシでの擦り掃除、そのあと水で拭き取って乾拭きをし、扇風機で部屋の中を乾燥させて完了。
裸足で入っても足の裏が汚れない部屋が一つできたました。
こちらの部屋は雨漏りがあったり、床から水が溢れ出ていたり(笑)とちょっときれいではなかったので、倉庫兼臨時のゲストルームに。
水の溢れは友達に見てもらったところ、ベランダのタイルの間から水が入り込み床を伝ってこの部屋に来ていると言われました。
ベランダの隙間を埋める作業をしたら治りそうな雰囲気です。
そのため、床にものはおかず、IKEAで買った激安のメッキの棚を購入。
こうすれば、床と棚の間に少し空間が開くので、床から溢れた水(笑)から避難できるので、段ボールなどものを置いても濡れません。
こちらは、もう一つの裏側にある小さなベランダ。
ここには、過去住んでいた方が残していった遺産が・・・・。
不動産屋さんにも、粗大ゴミが多いから、もうここはそのまま放っておきなさいと言われていたんですが、やっぱりここ片付けたい・・・!
片付けたらいい写真スポットになると思うんですよね。
ってことで最近重い腰を上げ出しました(まだ片付け続行中)
トイレの壁も混ぜかタイルに穴が所々空いてるので、穴だけシリコンで塞いだんですが、それから先進んでません笑
ちゃんとしないとなぁ〜とは思ってますが方法を考え中。
様々な整備と修理
家の至る所がちょっと壊れていたり、水漏れしていたりしていました。
そこも自分で整備して、直しています。
洗濯機の移動と整備
運良くこの物件には洗濯機は設備として提供してくれています。
しかし、始めて洗濯してみたとき、排水ホースが垂れ流しで、せっかく掃除したベランダが水浸し・・・。
どうしようかなぁーと悩んでぼーっとしていたところ、
あれ?
蛇口と排水穴があればいいんだよね?別のところに蛇口と穴がある場所あるやん!ってことで、場所を排水溝のある方へ移動することに。
蛇口に固定されていた金具を外して、でっかい洗濯機を少しずつ少しずつズリズリ移動させて、設置予定の位置へ移動。
さて、蛇口を設置しようと、もともと固定されていたのと同じようにドライバーを使って固定して蛇口を回してみると・・・・水が漏れ漏れ。
なかなか圧迫して洗濯給水ホースを固定できない。
試行錯誤ののち、一旦ゴムをちょっと出るくらいに固定して、さらに下からぐりぐりっと圧着させるといいことを発見!
嬉しすぎて動画も撮りました笑
また、使っているうちになぜか水が溜まって、動かなくなることがありました。
洗濯機のメーカーのカスタマーセンターに問い合わせを行い、見てもらったところ、水圧を認識メーターが地震か何かのタイミングで外れてしまい、水位を認識できなくなってエラーになってしまっていたとのこと。
確認費用300元だけで修理が済みました。
(ちなみに、台湾ではメーカーに確認しにきてもらうだけでお金がかかります)
その後、洗濯機洗浄剤で洗う。
台湾の場合こんなやつが五金行さんに売られてます。
窓の建て付けを直す
築二十年以上のこの物件、至る所の立て付けが悪いです。
リビングにある大きな開放感のある大きなドアを毎日開け閉めするんですが、開ける時にめっちゃめちゃ硬い・・・。
もう古い物件なので、サッシの酸化が激しく、かなり力を入れないと開かなかったんですが、ちょうど家にきたお父さんに相談したところ、一言。
蝋燭のロウを擦り付けるとあきやすくなるよ
ってことで、蝋燭を買ってきて、ロウを擦り付けてみると・・・・めっちゃスルスル動くっ!!!!!
先人(父)の知恵って役に立ちますね笑
雨漏りの修理
きてすぐ雨漏りしていた部分。
ここは天井部分なので、結構高い位置にあり、半年くらい放置してましたw
友達から赤い脚立をいただいたので、やっと着手。
地震で壁や天井にヒビが入っていて、そこから水が漏れ出てたみたい。
なのでその日々を中心にシリコンで埋めて、白い水性セメント?を塗りました。
家具について(買ったもの・作ったもの)
この物件は家具がほとんどありません。
欲しければ自分で購入設置が必要だったので、必要最低限のものを購入しました。
家電について
まずは、冷蔵庫(冰箱)から。
台湾に来て最初に住んだ部屋の冷蔵庫が1ドアで本当に、本当ーーーに使いにくかったので、冷蔵庫はツードアを探しました。
料理をする一人暮らしに最低でも必要な130リットル前後かつツードアだと。
- Panasonic(130L):11,000〜13,000元
- Kolin(125L):9,900元
- 台灣三洋(192L):11,790元
- SAMPO(140L):10,785元
- TATUNG(140L):10,800元
だいたい1万元(約35,000円)くらいで買えそう。
ちなみに同じくらいのサイズのパナソニックの138L冷蔵庫だとAmazonだと4万円くらいでした。
日本ブランド(Panasonicや東芝など)台湾現地ブランド(TECO、大同など)にするか迷っていて、やっぱり1万元くらいがいいなぁーと見ていたら、セールで1万円以下でお得感のあるものを探していました。
結果、TECO(東元)の222LのR2302Nという型番のツードアがお得感もあり、予算も1万元以内(9,999元)で、大容量だったので、これに決めました。
次に、クーラー(冷氣)も探してみました。
部屋が広いので、坪数に換算するとものすごく高くなってしまいます。
4〜5坪(≦2.9〜3.6kW)、6〜7坪(≦4.0〜4.5kW)、8〜9坪(≦5.2〜5.6kW)みたいな感じ。
リビングだと1部屋10坪くらいあり、5KW程度が最適なんですが、それで調べると新品なら最低でも3万元(約11万円)を超えてしまいました・・・。
かといって小さすぎるものだと、効かないから設置する意味がなくなってしまうし。扇風機と併用してどうにかするか。とかなり悩みました。
また、クーラーがない部屋が2部屋あります。そう考えると、移動式のクーラーを買った方がいいのかも?
移動式のクーラーだと比較的安く1万元程度で購入することができて、設置工事も必要ないです。
いろいろ悩んだ結果、クーラーは購入してません!
寝室のクーラーをつけて、リビングの窓とドアを全開にして扇風機をガンガン回して凌いでます笑
どうしても安く家具を探したいって方は、台北市政府公式のリサイクルオークションサイト「借物網 SHWOO」っていうのもあります。
出店しているのは、各地の政府機関や学校などのようで、多分廃品回収などで集まった家具を安くで売っているのかと思われます。
オークション形式ぽいので、必ずGETできるとは限らないみたい。
リストを見てみると、めっちゃくちゃ台湾の古いものがたくさんあります。
大理石の机とか、木製の茶色いテカテカの椅子とか、皮のソファーとか・・・。
あとは、プロジェクターや事務用品などもあって、結構掘り出し物ありそう。
人をダメにするソファーは拾いました
「台湾では、路上に落ちてる物拾ってもいいんだよ」と友達の友達に教えてもらいました。
そう言われてから、修理したら使えそうな家具がないか路上を観察するようになりました笑
新居の掃除をしていて、掃除の合間にお昼ご飯を買いに外に出た時、なんと・・・・!
なんと「人をダメにするビーズクッション」拾っちゃいました!!!!
廃品回収待ちだったようで、路上に「廃品回収連絡済みです、穴を開けないでください、中はポリエステルです」と書かれて放置されていました。
落ちてるもんですね(笑)
っと言うことで、友達の助言のもと、丁寧にいただいてきました。
頑張って6階までゼイゼイ言いながら持ち上がり、ホッと一息入れながら、とりあえずどうやって洗おうかを考えて、どうしても無理なので、もうある程度水で洗って、ファブリーズをして、天日干し。
布でカバーを作り(手縫いですw)、中身を入れるという形で解決させました笑
食器棚は安定のIKEAで
収納はクローゼットのみで棚がなかったので、IKEAのLERBERG(レールベリ)シリーズのアルミの棚を買ってきました。
この棚は2つ前に住んでいた家でも使ってて、安くて使い勝手が抜群。
IKEAから一人で抱えて持ってこれる重さ(結構大変だったけど)なので、頑張って持って帰って組み立てました。
結果この棚の使い勝手がめちゃめちゃいいので、合計3つ買って食器棚になっています。
流し台・シンクは厨房通りで業務用を
木材屋に教えられ、厨房機材を売っている通りに行ってシンクを買いました。
場所は、MRT古亭駅の西側、台北市と新北市を分ける中正橋のふもと「重慶南路」の辺り。
テンション高めでうろうろしていると、すぐに厨房器具を売っているお店があったので、声をかけてみると、新品も中古も扱っているとのこと。
カタログを見せてもらうと、新品で2,000元で良さげな一体型シンクがありました。
蛇口は別売ですが、一体化型でこの値段はいいのでは!ということで購入。
シンクの場所も右側左側指定ができ、蛇口をつける穴の位置も指定。
注文だったので、後日連絡が来たので、商品を確認しそのままタクシーでお持ち帰り。
6階までシンクを頑張って持ち上げました。
その後、電気と水道工事をしてくれる業者「水電工」の予約が取れたので、水道を開通!
この部屋の水道管も排水溝も外にありますが、寒いし、黄砂や排気ガスなどが飛んできて流しが汚れるので、部屋の中に設置してもらう予定でした。
でも、下見にきた水電工のおじさんが「排水管から水が漏れた時に部屋が水浸しになるからオススメできない」と反対され、渋々外に設置することに。
蛇口は自分で買うものだと思っていて、事前に買っておいたんですが、タイプが違うからつけることできないとのことで、無駄になっちゃいましたが、おじさんが別の似てるものを用意してくれました。
今回、水道設置の金額は2,000元でした。蛇口をつけなければ1,500元とのことで、思ったより安くてビックリしました。
Amazonでも1万円くらいで簡易シンク買えるんですね。
料理するためには電気コンロ
ちなみに、ガスコンロはうちはないので、コンセントの電気コンロで頑張って料理してます。
友達は、ガスコンロを買い、業者にガスボンベに繋げてもらったりしてる方もいます。
椅子は中古家具通りで掘り出し物を
キッチンを探しに厨房用品通りをウロウロしていたところ、そういえば重慶南路の隣を走る道「廈門街」は家具通りだったことを思い出し行ってみました。
事務用品がメインに置いてある通りで、ソファにテーブル、事務用の机や椅子、オフィスによくある囲いを作る仕切りなどなど、新品から中古まであらゆる家具があります。
机は手作りできるんですが、流石に椅子は難しい。
何かいい感じの椅子がないかキョロキョロとみながら歩いていると、あるお店で、めちゃめちゃ可愛い椅子発見!
多分どこかのカフェで使われていたのではないかという感じ。
座る部分は丸く、360度回転するタイプ。
小さめの背もたれ(もたれるほどの高さはない)がついていて、座る部分も比較的広めです。
ちょうど家具屋のおばちゃんが椅子のクッションを張り替えて修理してるところでした。
いくらか聞いてみたところ、一つ230元と格安!!!合計4脚買いました。
木材屋で買った木の板でDIYしたテーブル
机の足を買ってきたので、木材屋で買った板と組み合わせて、簡易的な机を作りました!
IEKAの150cm×75cmのテーブル板は、安くて1,390元(約5,000円)、比較的いい木を使っているものであれば3,490元(約12,600円)でした。
なので、安く済ませようと木材屋で木の板(11cmの厚さで150cmx50cm)を480元で購入。
買ったのは、IKEAのLERBERG架台という足を購入し、比較的軽いので2つ買っても抱えて持って帰りました。
この後、さらに大きな机が欲しいと、1段階厚い17mmを180cm×90cmで、620元(約2,230円)を購入(私の身長よりもでかいです)。
木材屋に1階まで車で持ってきてもらい、6階までMARIちゃんにも手伝ってもらい持って上がりました。
さらに表面や角をやすりで削って、完成!
(この後気づいたんですが、木材屋でも角をやすりで削ってくれました。。。)
飾り棚
壁に前に住んでいた人が使っていたっぽいネジの穴が空いていたので、再利用し、飾り棚を作りました。
これもまた木材屋で木の板を買ってきて、L字の飾り棚用の金具を工具屋で買ってきて設置。
すでに穴が空いていたので、新たにドリルで開ける必要なく2つ棚を設置することができました。
ちなみに、板のサイズの半分以上金具が支える大きさがいいらしいですよ。
買ってよかったもの
また、掃除や生活の中で、特に買ってよかったものもついでにご紹介します!
ほんと、私みたいに家仕事する方、みんな買うべき!と思いました。
掃除用具のくるくるモップ
また、お店でよく見かける、バケツでくるくる〜〜〜っとできるモップとバケツセット750元(約2,670円)を買いました。
これ、部屋が15坪以上ある方は、かなり役に立つので、超絶おすすめです。
買ってよかったものの一つです。
シール跡剥がし
引越しに伴いいただいた靴箱にあったずっと取れなかった頑固なシール跡。
アルコールを使ってもどんなに擦っても取れなかったシール跡を取るために、秘密兵器「シール剥がし」を買ってきました!
全然取れな買った頑固なシール跡がホロホロと取れる・・・気持ちいい〜〜〜〜!!
これほんとにすごくて、部屋中のシール跡をこれでとりました。
水の詰まり防止のベランダのタイル
うちは屋上のベランダなので、雨が降ったり、どこからともなく葉っぱとかが飛んできたり(笑)
ベランダには、水捌けの穴が3箇所あるんですが、ただの穴なので、もしここが詰まってしまうと掃除がかなり大変。
そのため、ゴミがつまらないようにする目的と、犬たちがトイレをベランダにした時足が汚れないように、また、ゴミの詰まった穴に鼻を突っ込まないように(笑)穴の部分だけですが、タイルを敷き詰めることにしました。
まずは玄関だけですが、敷き詰めてみたところ、雨の跳ねも減りいい感じ。
お金に余裕が出てきたら追加で購入しようかなと思ってます。
仕事用の椅子
私は、ブログや創作活動を含め家で作業することが多く、最初の3ヶ月くらいはパイプ椅子で耐えていたんですが、もうダメ〜!
ってことで、IKEAで評判だったワーキングチェアを購入。
これで腰が救われました笑
デスクワークされる方は、ワーキングチェアは絶対買った方がいいですよ。
終わりに
今回は、私のおうち作りについてご紹介してみました!
なんと言うか、結構節約して自分で色々ゴニョゴニョしてます笑
お金は有限なので、できることは自分でどうにかやろう精神がないともしかしたら、台湾生活はやっていけないのかもと思っていたり。
特に屋上の物件は建て付けだけでなく、いろんなところが雨漏りしてたり、ヒビが入っていたり、ペンキが剥がれていたり、定期的なメンテナンスが必要です。
それも大家さんが干渉してこない代わりに、修理や補修は自分でやらないといけないところも多いみたい。(友達の家もそうでした)
なので生活力がかなり磨かれます笑
大変ですが、楽しい毎日を送りたい方であれば、おすすめです。
ではでは、今回は記事2回にわたる私の頂樓加蓋生活のご紹介でした。
1回目の頂樓加蓋についての記事はこちら
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