2018年「端午節」は台湾ちまき「粽子(ゾンズ)」を食べ比べ!

台湾を知る

今年もやってきました農暦の5月5日の「端午節」

台湾では端午節のシーズンになると「粽子(チマキ)」を食べる風習があります。

 

風習について詳しくはこちらで紹介していますので、合わせてご覧ください。

【台湾】端午節の伝統習慣は?習慣と由来をまとめてみました

 

 

この時期になると様々な具が入った粽が売り出されます。

場所によって具の内容が違うので、すっごく楽しいですよ!

 

毎年この時期に友達を集めて、粽の食べ比べ大会を開催しています。

今年も8種類のチマキを食べましたので、ご紹介いたしますー!

 

 

台北で粽を買うなら「南門市場」

追記:
南門市場は現在移転しています!
店舗はさほど変わらないと思いますが、行かれる場合は場所にお気をつけください!

↓↓↓ 新住所 ↓↓↓

 

南門市場
時間:7:00 – 18:00(月曜休み)
住所:台北市大安區杭州南路二段55號

 

 

↓↓↓ 以下は移転前の様子です ↓↓↓

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台北で粽が集まる市場といえば「南門市場」です!

MRT中正紀念堂駅2番出口でてすぐです。

いつもは入り口付近は空いているのですが、この時期になると、出店が店の外にまで出て、プチ旧正月なみに人があふれ出します。

 

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狭い市場内がさらに狭くなります。

入ってすぐ粽が山積みされて賑わいを感じることが出来ます。

市場を入って奥、日頃はお惣菜屋さんが並んでいるエリアが、この時期は粽屋さんに変わります。

 

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こんな感じで、所狭しと粽が山積みされています。

 

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上から吊るしてある粽は台湾っぽいですね!

 

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お馴染みの三角形の粽ですが、これは甘い粽「鹼粽(ジェンゾウ)」。

 

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こちらは長丸い粽。

 

 

今年の粽はこの8種類!

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いよいよ友達の家に集まって、ちまきの食べ比べ大会!今年の粽はこの8種類です。

  • 北部粽(北部チマキ):合興
  • 南部粽(南部チマキ):合興
  • 香菇蛋黃粽(椎茸と卵黄のチマキ):合興
  • 客家粿粽(客家餅チマキ):立家
  • XO醬粽(XOジャンのチマキ):立家
  • 花生粽(ピーナッツチマキ)
  • 鹼粽(甘いチマキ)
  • 豆沙鹼粽(こし餡入り甘いチマキ)

それでは一つづつご紹介します!

 

北部粽(北部チマキ)55元:合興

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台北で一般的なのが「北部粽」

具材を先に炒めて、お米もある程度まで火を通し、最後に全てをまとめて竹の葉に包んで蒸します。

そのため、さっぱりした食感でベタつきが少なく「おこわおにぎり」という感じです。

 

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角煮などの大きな具は入っていませんが、海老がたくさん入っていて、塩気も効いてました。

材料:椎茸、干しエビ、栗

 

 

南部粽(南部チマキ)55元:合興

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続きまして、南部粽。

台湾人にも南部粽派か北部粽派か分かれます。

それほど、南部と北部は具材や作り方、食感が違います。

 

南部粽は生米から竹の葉に包んで、蒸し米状態にします。

そのため、北部粽よりもかなり水気が多く、ベタベタしています。

 

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南部粽の特徴は、具材が豪華なこと!大きなお肉がどーんと入っています。

材料:豚肉、椎茸、干しエビ、ピーナッツ、油ねぎ

 

 

香菇蛋黃粽(椎茸と卵黄のチマキ)65元:合興

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次は、椎茸と卵黄のチマキ。

椎茸のだしが効いてる粽絶対美味しい!という想像で購入しました(笑)

 

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椎茸メインだと思ってたんですが、中にお肉も入っていて食べ応えがありました。

これも味が濃くて、とっても美味しかった!

今回食べた粽の中で2番目に人気でした。

材料:豚肉、椎茸、卵黄

 

 

客家粿粽(客家餅チマキ)55元:立家

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こちらは、客家(ハッカ)民族の粽。

他のチマキは、粒のあるお米のおにぎりなんですが、客家は郷土料理の「おもち」で具を包んだ粽です。

 

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半分に切ってみると、中に肉まんの具のようなものが詰まってました。

椎茸やお肉などなど、ぎっしり入っていました。

材料:もち米、ひき肉、切り干し大根、椎茸

 

 

XO醬粽(XOジャンのチマキ)95元:立家

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今回購入した粽の中で一番高級の変わり種粽「XOジャン粽」

みんなで食べるのでちょっと奮発してみました。

 

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中には、ホタテ、角煮、卵黄などなど、本当に豪華!

7人で食べ比べをしていたのですが、一番美味しかった粽はほぼ全員一致でXOジャン粽でした(笑)

材料:ホタテ、豚肉、卵黄、椎茸など

 

 

花生粽(ピーナッツチマキ)35元

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台湾といえばピーナッツ!

もちろんピーナッツのちまきもあります。

 

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具はピーナッツのみです。

味も塩でしか味付けされていないので、お米とピーナッツの甘味しかありません。

これは、沙茶醬や粽のタレを付けて食べるタイプです。

材料:もち米、ピーナッツ

 

鹼粽(甘いチマキ)30元

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こちらはデザート!甘いチマキ「鹼粽(ジャンゾン)」です。

九州の郷土料理「あくまき」と似ています。

粽は厄除けの意味もあるのですが、この甘い鹼粽はお供え物によく使われるそうです。

また金運を上げるとのこと♪

 

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もち米でできてはいるのですが、具はなく、透明に近い少し硬めのゼラチンゼリーのような食感です。

また味付けされていないので、味がありません。

このままじゃ美味しくないので、砂糖をつけて食べます。←砂糖を入れるとかなり絶品スイーツになります!

材料:もち米、調味料

 

豆沙鹼粽(こし餡入り甘いチマキ)35元

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こちらは鹼粽のこし餡入りバージョン。

鹼粽と同じお店で購入したのですが、あんこが入っているからか、少し硬めで粒が残っていました。

 

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こちらは甘さがついているので、何も付けなくても美味しいかったです。

材料:もち米、こし餡、調味料

 

 

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以上、全8種類の中華チマキ食べ比べでした!

 

 

まとめ

 

今回選んだ8種類は基本の粽たちで、まだまだ、たくさんの粽があります。

個人的には、北部粽か南部粽かと言われたら、私は「南部粽派」です。

 

そういえば、中華チマキって日本で食べたことありますか?

実は、熊本出身の私は、食べたことがありませんでした。

チマキといえば、白い片栗粉で作られた細長い竹で包んであったチマキ。

 

 

 

思えば、私が人生初めて食べた中華チマキは熊本の鶴屋に入っていた「鼎泰豐」でした。

ちなみに「鼎泰豐」のチマキは、大きな角煮がどーんと入った「湖州鮮肉粽」。

鼎泰豊の中で、小籠包よりも私は好きなメニューです。

ぜひ食べてみてくださいー!

 

また、私は台湾大好き人間なので、かなりテンションのあがる粽食べ比べですが、台湾人の友達たちは、あまり興味がなさそうでした(笑)

むしろ、ご近所からもらう粽で1週間粽三昧になったり、お母さんが粽をお弁当に入れられた思い出があるらしく、粽には苦い思い出があるようです笑

 

今回、付き合ってくれた皆さまありがとうございましたw

 

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