地方観光では、必ず地元の伝統的なお土産を購入することにしているRie(X rieasianlife、IG taiwanandasia1708)です。
前回、ご縁があって、彰化の員林という街に行ってみました。
そこのお土産は何かなと探していたところ、花生糖(ピーナッツ飴)が有名だと知り買ってきました!
なぜピーナッツが員林で?
列車の員林駅は、海線と平原線が交差する拠点。
かつての員林の方々が、海線のピーナッツと平原の砂糖を混ぜて、加工食品としてできた花生糖を作ったのが由来だそう。ピーナッツは員林のものではないですが、この起源は面白いですよね!
ちなみに、員林でお土産以外で有名なのは、「タイヤ」「繊維」「苗木」「自転車」なんですが、なんとこの街、178人に1人は億万長者っていうお金持ちが大量にいる街。
だからか、駅前には草間弥生さんの水玉ハイヒールのオブジェがさりげなく置かれていました。員林全体の紹介はまた別の記事にて。
参考:遠見「員林小鎮致富傳奇」
竹廣香(竹広香)について
今回購入してきた「竹廣香(竹広香)」という老舗のお菓子屋さん。
1945年(創業78年!)に員林の第一市場の屋台から始まった、とっても古いお店で「土豆糖」が看板商品。
(土豆は、中国語に訳すと、中国大陸ではジャガイモなのですが、台湾では、ピーナッツのことです)
お店自体は列車の員林駅から歩いて5分くらいの距離にあるので、比較的行きやすいと思います。
店内は、こんな感じで、主力商品のピーナッツで作ったお菓子を中心に売られています。
パッケージもパステルっぽい色合いでシンプルなパッケージで、これはリニューアルしたのかな?半世紀以上続く老舗にしてはポップで可愛いデザインです。
店内もおばちゃんも全体的に台湾の伝統的なお菓子屋さんって感じで親しみがある雰囲気。
員林土産のピーナッツ菓子
今回は、この三つを購入してきました。
- 花生粉軟糖(ピーナッツソフトキャンディ)季節限定 100元
- 綜合花生酥(海苔&オリジナル) 100元
- 綜合黑芝麻(黒胡麻ピーナッツ&黒胡麻) 100元
本当は1袋全て同じ味のものもあったんですが、なるべくいろんなものを食べたかったので、ミックスの袋を2種類買いました。
本当は下の2つのお菓子だけ買おうと思ってたんですが、お店のおばちゃんが季節限定だけどこれもあるよ!と教えてもらい、まんまと引っかかって買ってきました笑
綜合花生酥(海苔&オリジナル)
袋の中には2種類のピーナッツ菓子が入っています。
一つずつ小分けにしてあるので、湿気りにくいし、ばら撒き土産にもバッチリ最適です。
サイズはだいたい3cm角な感じで、パクッと一口で食べれるサイズ感。
ちょっとした、お茶のおつまみに良いサイズ。
このパッケージに入ってるのは、「オリジナル」と「海苔」。
両方とも基本の麥芽糖(麦芽糖、マルトース)で固めてあって、海苔はその表面にたくさんの塩気のある海苔がついていて、個人的には今回購入した中で海苔味が一番好きでした!
綜合黑芝麻(黒胡麻ピーナッツ&黒胡麻)
もう一袋が紫色のこちら!真っ黒な黒胡麻をベースにした2種類のフレーバーが入っています。
もちろんサイズも同じで、仕事中にぱくつくのにも最適です。
1つは完全に全て真っ黒な黒胡麻で、もう一つはピーナッツとミックスされて固めてあるもの。
これも麦芽糖で固めてあり、くどくなく、優しい甘さ。
胡麻の味がすっごい強いので、ごま付きの方は是非。このフレーバーも好きな方は多そうです。
花生粉軟糖(ピーナッツソフトキャンディ)
これが期間限定のピーナッツを粉にして固めたキャラメルみたいなやつ。
これは小分けにされておらず、量もそこまで多くはないです。
サイズ的には、他のピーナッツやごまのお菓子と同じサイズ。
キャラメルではなく、これもピーナッツ+麦芽糖なので、普通のキャラメルほど固くなくて歯にもつきにくい。でも、ほろほろって感じではなく結構な弾力はあります。
こっちはすっごくピーナッツ!(当たり前や笑)
小さな一口サイズですが、味が濃厚で、そんなに早く溶けないので、口の中の幸せが結構長く続きます。
食べてみた総合的な感想
この中では、海苔花生酥が好きでした!
粒々の北港ピーナッツと澎湖の海苔が、甘くてしょっぱくて、食べると鼻に苔の香りが広がります。冬限定の花生粉軟糖も美味しいです。
砂糖を一切使っていないので甘すぎず、麦芽糖の優しい甘みです。
もし員林に行かれる機会があれば、78年続く伝統の味をぜひ試してみてください。
竹廣香へのアクセスと詳細
竹廣香(Instagram、HP)
時間 09:30 ~ 21:30
住所 彰化縣員林市新興街112-1號
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