【ペット生活】ペットの誤飲に注意して!犬がNG&OKな台湾フルーツ

コラム

台湾で2匹の保護犬と暮らしているブロガーRie(@rieasianlife)です。

今回は、台湾の記事というよりもどちらかというと犬の記事。

犬にとって有毒なものを誤飲してしまったことがあったので、これを気にしっかりと犬の食事についてまとめておこうと思います。

 

 

与えてはダメなフルーツ

 

私たち人間にとっては、安価で毎日フルーツが食べれる楽園なんですが、犬にとっては食べてはいけないフルーツがたくさんあります。

もちろん、フルーツは果糖で糖分が多く、完全にあげないのが一番良いのですが、ついテーブルの上に置いているものをパクッとしちゃったり、少しだけならとおいしさを共有したくなったりすることがあるもの。

そんなとき、特に絶対だめ!ってフルーツを知っておけば、いくらか気をつけ度や対処が変わってくると思います。

よく台湾で見かけるフルーツを中心にご紹介します。

 

ぶどう:特にだめ!

 

ぶどうは、最近ではシャインマスカットも台湾はブームになり、「免疫フルーツ」としてフルーツ屋で売っているのをよく見かけます。

でも、原因はハッキリは究明されていないようなのですが、犬が食べちゃだめな危険なフルーツとして有名です。

食べると2時間後に嘔吐などの不調を訴え出し、最悪の場合、急性腎不全になり死んでしまうことも・・・。

食べたらすぐに病院へ連れて行ってください!2時間以内ならまだ消化されていないので、助かります。

うちも葡萄を誤飲してしまい、深夜に救急外来に走りました。

嘔吐注射を打って、自発的に胃の中身を吐き出させる処置をしました(2匹で5,600元:約2万円…)。

 

アボカド:気をつけて

 

アボカドに含まれるペリシン(Persin)という成分が犬にとっては毒。

胃腸に不調を与えて1〜3日で消化器症状や呼吸器症状などになる可能性があるそうです。

ただし、鳥に対する毒性が強いですが、犬はそこまで大きな事例はないらしいです。

でも、万が一中毒になる可能性があるので、あげない方が良いです。

アボカドの実、種、葉っぱ全てにこの成分が含まれてるので、観賞用などで育てている方は要注意です。

また、種を飲み込んじゃったら消化されずに腸に詰まっちゃうこともあるそうです・・・。

 

柚子やグレープフルーツなどの柑橘系の皮

 

他にも、グレープフルーツ、レモン、文旦(柚子)などの柑橘系の皮も気をつけてください。

グレープフルーツは特にアレルギー成分が含まれてるので、薬との副作用が起こる可能性もあります。

そのため、実は中秋節によく見かける柚子の皮を頭に乗せる写真、あれNGです。

 

また、ドライフルーツは成分が濃縮されており、食物繊維も高すぎたり、他の毒性の高いものと混じっている可能性もあるので、あげない方が安心です。

イチジクは台湾ではあまり見かけないですが、これもNGです。

 

 

与えても良いフルーツ

 

台湾でよく見るフルーツで食べてもいいものは、マンゴー、キウイ、みかん(ただし、猫はNG)、パイナップル(ただし缶詰はNG)、梨、スイカ、メロン、レンブー、パパイヤ、イチゴ、ライチ、ドラゴンフルーツ、釈迦頭(ただし種NG)。

ただし、甘いフルーツはそれだけ果糖が多いので、肥満の元です。

あげるなら皮を剥いて、消化できない種子を取り除いて、少量(中型犬なら1〜2口程度目安)で。

 

 

また、リンゴやバナナ、グァバ(特にビタミンCが豊富)などは胃腸の調子を整えるフルーツ。

ミキサーなどにかけて、便秘気味の時などに少量与えるのは良いそうですよ。

うちも、うんちが緩い時などは、りんごを餌に混ぜてあげたりします。

 

まとめ

 

犬は、狼の血を引いているので、雑食もする肉食動物。

人間ほど消化器官が発達しておらず、体内に野菜やフルーツを消化する消化酵素を持ってないらしいので、やはりメインはお肉、野菜は少しが良いのではと思っています。

そのため、動物病院の先生も「フルーツやおやつは必要ない」という方も多いです。

 

台湾はフルーツ大国!

でも、人間にとって美味しいフルーツも動物たちにとってはあまり良くないものもあったりします。

知らずに良かれと思ってあげてしまうと大変なことになってしまうこともあるので、食べれるもの、食べれないものをしっかり把握しておきたいですよね。

ちなみに、ハルちゃんはライチとイチゴあんまり好きじゃないみたいであげても食べません笑

犬によって好き嫌いやアレルギーもあるので、気をつけてね。

 

他にも、台湾にはたくさんのおやつ業者があったり、輸入ジャーキーなどが多いので、こちらもそのうちご紹介しますね。

 

 

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